店舗紹介関西
管理栄養士がオススメ!大阪・天満橋/谷四エリアにある野菜がたっぷり食べられるお店5選
YUKA(フードスタイリスト)
こんにちは!ダイエットサポート専門の管理栄養士YUKAです。
天満橋や谷四は、隠れ家的なカフェ、オシャレで美味しいパン屋さんが点在し、カレー激戦区と呼ばれるほどカレー屋さんが多いエリア。
ビジネス街でもあるこの街には 、サラリーマンが喜ぶ安くて美味しいがっつり飯もたくさんありますが、健康志向なOLさんに嬉しい野菜が美味しいお店もあります。
ビジネス街のため、土日が休みのお店が多いのですが、土日もランチ営業しているお店があります。平日のランチはもちろんですが、休日のデートで使えるお店も多いので、平日の疲れを癒しに谷四を散歩するのかいかがでしょうか?
1. お料理も音楽も店内も全てがフランスの雰囲気! Café Orangerie
大阪メトロ谷町線の天満橋駅から徒歩3分の場所にある 「Café Orangerie(オランジュリー)」
広々とした店内はフランステイストで、お料理や音楽、お店の雰囲気など何から何までフランスにこだわっているお店です。
今回はディナータイムに伺い、最初にレモネードビアを注文しました。
レモネードは自家製で、ビールがまろやかに甘くなり、美味しいビアカクテルでした。2杯目はジンジャーエールビアを注文したのですが、自家製のジンジャーエールで割っているので、生の生姜がたっぷりと底に沈んでいて、とてもスパイシー。
生姜の苦味と甘さ、ビールの苦味がとてもマッチしているので、どんなお料理にも合いそうです。お料理は、前菜盛り合わせ、本日の新鮮野菜プレート、いちじくとクリームチーズを注文しました。
この日の6種類の前菜の内容は、アンチョビのポテトサラダ、なると金時のフリット(この日のおすすめでした)、生ハムのバルサミコソースがけ、スパニッシュオムレツのバジルソースがけ、キャロットロペ、うずらの酢漬け。
誰もが好きなメニューばかりで量も申し分なく、全て美味しくいただきました。アンチョビのポテトサラダは、ピンクペッパー(くこの実かもしれません)がアクセントになっていて、アンチョビの塩味とじゃがいもの塩梅が丁度よかったです。
なると金時のフリットは、中華味の甘酢あんが絡めてあり、お芋も甘くて、デザート的なものでした。生ハムは食べやすい厚さで、バルサミコソースがかかっていることでさっぱりといただくことができました。
スパニッシュオムレツはふわふわ!たまごそのものの味だったのですが、バジルソースが混じることで、味が完成されていました。
キャロットロペは酸味が強かったのですが、にんじん自体が甘く、パセリのアクセントがきいて大人の味。ピンク色のうずらの酢漬けは、見た瞬間鮮やかな色に驚きましたが、たまごの味にうっすらと酸味がかったようなもので、家でも作りたくなりました。
次に、本日の新鮮野菜プレートを注文。彩のよいたっぷりの野菜とともにバーニャカウダソースが付いています。
ソースは、ガーリックたっぷりで塩味が強く、ガーリック好きの私好みの味。野菜は、赤ピーマン、さつまいも、なす、芽キャベツ、プチトマト、アスパラ、レタス、きゅうり、そしてカイワレは散りばめられていました。色とりどりの野菜は目で見ても楽しいですよね。
今回はハーフを頼んだのですが、ぺろっと食べれてしまったのでレギュラーサイズでもよかったかもしれません。
ワインのお供にいちじくとクリームチーズも注文しました。ドライいちじくとたっぷりのクリームチーズのまろやかさに黒胡椒がアクセントになっていて、とても美味しかったです。価格的にも良心的なお値段だったのですが、こんなにたっぷりのクリームがのっているとお得感がありますね♪
来店したときは、必ず注文しようと決めたくらいにお気に入りになりました。
どのお料理の盛り付けも、素材を活かして、美味しく魅せる技が光っていました。またこちらのお店では、エシレバターを100%使用したスイーツも食べることができます。
エシレバターとは、フランス中西部にあるエシレ村で生産される発酵バターで、クリーミーで芳醇な香りが特長です。
普通のバターと発酵バターの違いもあるのですが、その他、エシレバターは、昔ながらの木製チャーン(攪拌機)を使用していることで、滑らかでクリーミーな食感を生み出しています。
そんなこだわり抜かれたスイーツだと何を選ぶか迷いますよね。迷ったあげく季節のおすすめである「渋皮マロンのモンブランタルト」をいただきました。
ラム酒のようなブランデーのような香り豊かなクリームが大人の味で、ワンホール食べれるのではないかという美味しさ。
照明は暗めで落ち着いた雰囲気ですが、音楽の音量は少し大きめで楽しい気分になれそうです。カウンターに座ると、スタッフの方が気兼ねなくお話してくれるので、リピートされている方が多そうですね。
お店の全てにセンスのよさが感じられ、本当に居心地がよく、ついつい長居してしまうお店。一度足を運ぶと、必ず次回も来たくなる美味しさと居心地のよさがあります。
店舗情報
店 名 | Café Orangerie(カフェ オランジュリー) |
住 所 | 大阪市中央区船越町1-2-9
ドエル天満橋 1F |
電話番号 | 06-6926-4402 |
営業時間 | ●月-土
11:30~22:00
●日
9:00~12:00
●祝
11:30~18:00 |
定休日 | 不定休 |
平均予算 | 昼:1,000円
夜:3,000円 |
2.行列必須の個性派カレー店!よそみ season2

大阪メトロ谷町線の谷町四丁目駅から徒歩5分の場所にあるカレー屋さん、「よそみseason2」。可愛いロゴの看板が迎えてくれるので、そのまま2階に上がります。
2階に上がると半分シャッターが閉まっていましたが、元気に営業中でした。冬場は寒いので、シャッターを下ろしているようです。
この日は13:40頃にお店に着いて並んでいたのですが、その後もひっきりなしにお客さんが来て、いつの間にか長蛇の列。
お店のお昼の営業は15:00までなのですが、無くなり次第終了とのことで、私の5組後の人で売り切れの看板が出されていました。この日は14:00には完売していたので、ギリギリ間に合ってよかったです!
基本的にメインとなるカレーは、シマチョウのスパイスカレーと欧風牛スジカレーで、本日の日替わりトッピングは、鴨ミンチのキーマ、小かぶのテルダーラ、マンゴーとミカンのサンボルでした。
日によってトッピング内容が変わりますが、twitter(https://twitter.com/nidomi_cafebar)に書かれているので、お気に入りのトッピングの日に伺うのもいいですね!
トッピングにあるテルダーラは、「テル」が油、「ダーラ」が入れるという意味のスリランカ式の油炒め。サンボルは和え物という意味で、ふりかけ状の食べ物のことを言います。
日本では、ふりかけはご飯にかけて食べますが、スリランカではカレーに混ぜて食べます。ちなみにスリランカは、インドと同じくカレーが有名な国ですが、油は少なめで野菜を使ったものが多いのが特徴的です。
今回は、よそみのオススメ『混盛』Bの欧風牛スジカレーにしました。盛り付けもスリランカ流で、カレー、副菜、サラダ、ごはんをワンプレートに盛り付けられています。
これを混ぜながら食べるのがスリランカスタイルなので、綺麗に食べたい派の人も一思いに、混ぜ混ぜしていただきましょう!
ごはんの上にのっているのが、鴨ミンチのキーマカレーです。鴨ミンチを食べるのは初めてかもしれません。鴨好きな私としては今日のトッピングが鴨ミンチのキーマカレーでラッキーでした!牛や豚とは違う旨味でさっぱりしており、鴨の味がしっかりとしています。
鴨肉は、若返りミートと呼ばれているほどビタミンの含有量が他の食肉に比べて多く、なかでもビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンB2は、エネルギー代謝に欠かせない栄養素で、皮膚や爪、髪などの健康を保つ効果があるので女性におすすめの食材。
欧風カレーはスパイシー過ぎず、口に入れると最初に甘みがふわっときて、最後に程よい辛みを楽しめます。とろっとろの柔らかい牛すじからも甘みが感じられました。ご飯がカレーに合う固さだったのも嬉しいポイントですね。

音楽の音量は大きめで、店内の装飾なども賑やかなので楽しく食事ができます。若い人が多く、女性のグループの方もいらっしゃいましたが、比較的男性が多かったです。
1人よりグループでわいわい来るようなイメージのお店。手作り感のある賑やかな雰囲気ですが、家で過ごしているかの様な落ち着きもあるので、是非、足を運んでみてください。
次回はシマチョウのスパイスカレーに挑戦したいと思います。
店舗情報
店 名 | よそみ season2 |
住 所 | 大阪市中央区常盤町2-4-9
エクセル第6ビル 2F |
電話番号 | 06-6949-3067 |
営業時間 | 月~土 ランチ12:00~15:00(なくなり次第終了) ディナー18:00~22:00 |
定休日 | 日曜日、祝日 |
平均予算 | 昼:1,000円
夜:1,000円 |
3. クセになる超絶美味な魔法のカレー きたかぜとたいよう
大阪メトロ堺筋線の谷町四丁目駅から徒歩5分の場所にあるカレー屋さん、「きたかぜとたいよう」。
レンガ造りのビルの1階にあります。大きな太陽と風の看板が印象的なのでわかりやすいですね。
土日がお休みで、かつ平日と祝日の11:00~15:00までしか営業しておらず、なくなり次第終了とのことなので、私としては行ける機会がなかなかないレアなお店の一つ。なので、今回は期待して伺いました。
通常メニューの他に、土鍋でカレーを提供する冬限定のサービスがあったり、季節限定の牡蠣と蓮根のシーフードカレーなど魅力的なものがたくさんありました。
その豊富なメニューを前に、何を注文するか迷ってしまいましたが、なかなか頻繁に来れないため、今回は欲張って「スペシャル4種盛あいがけカレー」を注文。
おかわりができる副菜がついており、カレーが到着する前に副菜盛がいただけました。
配色も盛り付けも綺麗で、右からレッドオニオンのピクルス、オクラと玉ねぎのスパイス和え(炒め?)、ひじき煮、にんじんのスパイス和え、さつまいもでした。
どれも口の中がさっぱりするもので、カレーの合間に食べてお口直しするにもぴったり。
副菜を美味しくいただいている間に、カレーがやってきました。4種のカレーがきれいに分割されて盛られています。
右下が、ニューカレドニア産天使の海老とオマール海老だしのダブル海老カレー、左下が北インド風マトンコルマ、左上が南インド風ケララチキンカレー、右上が北インド風ベジタブルコルマです。
写真ではわかりにくいですが、大きいお皿にどーん!と4種盛られているので、大食いの私でも見た瞬間に食べきれるか不安になるくらいのボリュームでした。
カレーの説明に関しては、お店の説明書きを抜粋させていただきますね。
ニューカレドニア産天使の海老とオマール海老だしのダブル海老カレーは、鮮度抜群の生食用天使の海老とオマールヘッドを使用して味噌たっぷりの出汁を取ったスープをココナッツミルクで南インド風に仕上げていいます。ビスクを思わせる出汁感にシーフードに適したスパイス配合をしたきたかぜとたいようの看板カレーです。
南インド風ケララチキンカレーは、南インドケララ地方で定番のカレー。イエローとブラウンマスタードシードをブレンドし、基本スパイスとじっくり炒めた玉ねぎが特徴の優しいカレー。ココナッツミルクの甘さと蜂蜜の甘さがスパイスを和らげてくれます。迷ったらこれ!という誰もが好きな味です。
北インド風マトンコルマは、北インド特有の製法です。スパイスの女王カルダモンと癖のあるグローブがマリアージュしてシナモンの香りが加わると、マトンという肉が美味しく引き立ちます。たっぷりのバター、ヨーグルトを使用しホールスパイスのテンパリングから始まる北インドカレーです。
北インド風ベジタブルコルマは、生クリーム、ヨーグルト、カシューナッツペーストを軸として、フェンネル、フェヌグリークホールをテンパリングして、レモン、白ワイン、アサテフェィダを少量、そして多種のスパイスを使用しています。仕上げにカスリメティと野菜のソテーをトッピングした贅沢な野菜カレーです。
全てにおいて美味しいの一言に尽きます。辛いカレーが食べられない私でも、全部美味しくいただけました。旨味とまろやかさが半端ないです。文面では伝わらないと思うので、ぜひ食べに行っていただきたいです。

店舗情報
店 名 | きたかぜとたいよう |
住 所 | 大阪市中央区鎗屋町1-3-7
昭和ビル 1F |
電話番号 | 06-6809-3240 |
営業時間 | 平日・祝日11:00~15:00 (なくなり次第終了) |
定休日 | 土曜日、日曜日 |
平均予算 | 昼:1,000円
夜:1,000円 |
4. コスパ重視の方必見の賑やかなイタリアンバル!ラ・テッパーニャ
大阪メトロ谷町線の天満橋駅から徒歩3分の場所にあるイタリアンバル、ラ・テッパーニャ。鉄板焼き料理をメインに、ボリュームたっぷりなイタリアンをリーズナブルな価格でいただくことができます。
また朝どれ野菜や減農野菜、水耕栽培の野菜など、関西近郊を中心に新鮮な野菜を仕入れて使用しているので、安心して食べられますね。
お洒落な外観からもわかるように、賑やかな雰囲気のお店。たまに貸切営業になっているので、行くときはお店に電話してから行くのがいいかもしれません。
おまかせ前菜盛合せは、アンチョビのポテトサラダ、ゴボウのバルサミコソテー、枝豆アーリオオーリオ、スペイン風オムレツ、キャロットラペでした。盛合せだと色んなものをちょこっとずつつまめるので嬉しいですよね。
トマトのカプレーゼは乱切りトマトに、ランダムに切られたモッツァレラチーズ、大きなバジルが堂々とのっており、きちんと整列されたトマトとチーズを想像していたので、この豪快なカプレーゼに驚きました。
大きめに切られた食材たちは食べ応えがあり、チーズも大きいのでモッツァレラチーズのやわやわの食感を楽しみながらいただきました。
朝どれ野菜のグリーンサラダは、その名の通り新鮮な野菜たちがふんだんに盛られていました。
サニーレタス、レタス、水菜、オニオン、フライドオニオン、赤パプリカ、黄パプリカ、粉チーズがかかっており、甘みがあるさっぱりとしたドレッシングで美味しくいただきました。真っ赤なお皿が可愛いですね。
今回は、最初から野菜を中心に注文していたのですが、温かいシーザーサラダは珍しいですし、白菜は旬の食材なので途中でサラダを追加しました。1/4くらいの白菜がスチームされていて、上に大きなベーコンがのっていました。とろりとした卵とチーズが食欲注ぎます。
泉州玉ネギローストは、皮付きの玉ねぎが豪快に鉄板の上に広げられ、酸味のあるボロネーゼソースとたっぷりのオリーブオイルで味付けされています。
玉ねぎの皮は普段は食べないのですが、今回はせっかくなので挑戦してみました。(皮の1番硬い部分は、口の中に残ってしまうので除きました)噛んでいくと苦味がありますが噛み切れるので苦なく食べられました。皮ごと焼くことによって、中の実の部分の水分を逃さずに加熱できる効率のよい調理方法ですね。
捨てられることが多い玉ねぎの皮は、実はたくさんの栄養素が含まれています。玉ねぎを切っていると涙が出てくるときがありますよね。それは硫化アリルという物質が粘膜を刺激するからなのですが、これが玉ねぎを食べると血液がサラサラになると言われる成分です。またビタミンB1の吸収を促進する効果もあるので疲労回復にも一役買ってくれます。
また、玉ねぎや長ネギなどの匂い成分であるアリシンも多く含まれています。アリシンは体内でビタミンB1と結合し、水溶性から脂溶性に変化するのでビタミンB1の吸収率アップが期待できます。
ポリフェノールの一つであるケルセチンも豊富に含まれています。ケルセチンはビタミンCの吸収を促進する働きがあるので、美容効果や風邪予防などが期待できます。
こちらはテッパーニャ名物である鉄板ピザ、マルゲリータです。鉄板で焼き上げることで、底はパリパリ、ミミはふっくらもちもちになります。
定番のマルゲリータが一番人気のようで、イタリア産モッツアレラとフレッシュバジルをたっぷり使われています。
テッパーニャのマルゲリータは、普通のトマトソースではなく、ボロネーゼソースを薄めているようなソースで食べごたえがあります。とろっとろのチーズがたっぷりのっていて食べ応えも抜群!

いつ行っても賑やかなので、行くだけで元気がもらえるような雰囲気。大勢で行くのもよいですし、女子会にもデートなどの大切なときにも使えるお店です。
オーナーは健康と美味しさに拘りをもってお店を切り盛りされている方で、仲良くなればその日の新鮮な食材を使った裏メニューに出会えるかもしれません。
店舗情報
店 名 | ラ・テッパーニャ 天満橋 |
住 所 | 大阪市中央区石町2-1-7
グランコーポラス天満橋 1F |
電話番号 | 06-6948-8150 |
営業時間 | ランチ11:30~14:00 ディナー18:00~24:00 |
定休日 | 不定休 |
平均予算 | 昼:1,000円
夜:3,500円 |
5. 自家農園のある天満橋の隠れ家食堂 Cheerly
大阪メトロ谷町線の天満橋駅から徒歩3分の場所に佇む食堂「Cheerly(チアリ)」。
「我が家同様にほっこりくつろげる空間」というコンセプトで、オーナーのご家族によって営まれている農園で栽培されて野菜をいただくことができます。
無農薬に近い減農薬栽培された野菜は、鮮度を保ったままお店に運ばれ、味や状態を確認してからメニューを決めるそうです。素材の味をしっかり楽しめる豊富なメニューはいつ来店してもわくわくしますね。
お店に入ると、右手側がキッチンになっていて、左手側におばんざいが並んでいました。お店の奥にテーブルが並んでいる細長いお店です。
入店する前は小さいお店だろうな思っていましたが、いざ中に入ってみると、天井が高くて開放感があり、とても広々していました。
半個室的な部分が1つあり、奥には6人席が2つ、2人席もいくつかあるので、大人数での食事会にもよさそうです。入口以外からは光が入らず、照明も少し暗めなので落ち着いた雰囲気です。
客層は幅広く、カップルも多くいましたが、若い方だけでなく年配の方も来られていました。会社の同僚とランチに来ているサラリーマンやOL、子連れのママ、家族揃ってと、幅広い層に愛されているお店です。
今回はランチタイムに伺いました。ランチはメインを1品決めて、小鉢を5品選ぶことができます。ご飯と汁物もついてくるのですが、ご飯は1度だけおかわり可能で、+50円で玄米ご飯に変更することも可能。
メイン料理ができる直前にスタッフの方が声かけをしてくれるので、そのタイミングでとりにいきます。熱々の出来立てを食べてほしいというお店の気遣いが素敵ですね。
メインはローストビーフやステーキ、ポークチャップやメキシカンカツなどの肉類と、鮮魚のマース煮やエビマヨなどの魚類もあり、全部で10種類から選択することができます。
今回はチアリ特製ポークチャップ-半熟卵のせ-を選びました。
10種類ほどのおばんざいが並んでおり、その中から5品選びます。追加でほしい場合は1品+50円。とても良心的な価格帯だなと思いました。
この日にあった小鉢は、小松菜と大根のサラダ(ドレッシングは3種類あり、自家製ぽんず、和風ゴマドレッシング、もずくドレッシングでした)、大根スティックサラダ、小松菜と蒸し豚、キウイと山柚子マリネ、豆腐入りケークサレ、おいも餅、切り干し大根、大豆の味噌煮でした。※料理名の札があるものないものとがあったので大雑把です。
丁度小鉢を撮り終わった後に、ポークチャップが運ばれてきました。たまごが豪快にのせられていて、てりってりの豚肉に食欲をそそられます。
たまごを割ってみると半熟よりも少し柔らかめで、割った瞬間に黄身が溢れ出てきて、なんとも言えません!
ポークチャップはバランスがよい完成された一品で、家庭で真似できない美味しさでした。ケチャップの甘みもソースの甘辛さも丁度よく、ボリュームも満点で言うことなしです。
お味噌汁は大根とネギと豆腐でした。大きく切られた大根がたっぷり入っていて食べ応えがありますし、柔らかく煮られた大根は味噌の味が染み込んでいました。
小鉢の大根のスティックは生でいただきましたが、苦味やかえぐみなく、美味しくいただきました。「あまいです!!食べて下さい^^」と書いてあった通りの味でした。
小松菜と書かれた小鉢は生の小松菜と蒸し豚がのっていました。小松菜の味がしっかりしており、茎までみずみずしくて筋もなく美味しくいです。
私自身も小松菜をサラダにして食べることは少ないので、小松菜そのものの美味しさを再認識。小松菜はお味噌汁に入れたり、お浸しにしたり、加熱して食べることが多いのですが、実は生で食べるメリットがたくさんあります。
小松菜は、ビタミン、ミネラルに富み、特にカルシウムの量は野菜のなかでも飛び抜けているのですが、豊富なビタミンは熱に弱く、水溶性のものが多いので水でさっと洗い、生食でいただくと効率よく栄養が撮れます。
ほうれん草のようにアクやエグ味が少ないので生でも食べやすいですよね♪
ケークサレはコーンと豆がたくさん入っていて、上のケチャップの甘みがアクセントになっていました。
キウイと山柚子マリネが1番のお気に入りで、キウイの甘さと柚子の香り、あと少しだけ柚子の苦味がマッチしてとても美味しかったです。
おいも餅は、もっちもちで衣がさっくさく。甘辛ソースが添えられているので好きなだけかけて食べられます。
好き嫌いがある方にとっては、小鉢を選べるのはとても嬉しいですよね。小鉢は、素材そのものを活かした優しい味付けでしたが、メインは濃いめでしっかりと味付けされていました。
ゆっくりされている方も、いそいそと出て行かれる方もいらっしゃいましたが、どちらにも対応しているお店は珍しいのではないでしょうか。
店内の音楽はジャズっぽい感じで音量も心地よく、居心地がいいカフェでした。
店舗情報
店 名 | Cheerly |
住 所 | 大阪市中央区石町2-3-13 |
電話番号 | 06-6945-5507 |
営業時間 | 平日 ランチ11:30~15:00 (LO 14:30) ディナー18:00~22:00 (LO 21:00) 日祝 ランチ12:00~14:30 (LO 14:00) ディナー18:00~21:30 (LO 21:00) |
定休日 | 土曜日 |
平均予算 | 昼:1,500円
夜:1,500円 |
writer profile

YUKA(フードスタイリスト)
アイルランド留学、ベンチャー経営を経て、フードスタイリストとして独立。
管理栄養士、ジュニア野菜ソムリエ、ファスティングコンサルタント、フードスペシャリストなどの資格を持つ。
独立後は東京大手町で料理教室を開催、その後関西に移住し、健康食のお店を開拓しながら、クライアントのファスティングサポートや飲食店へのメニュー指導、企業向けの健康管理指導、食育講座などを行う。
自身がスイーツや炭水化物も大好きで「食べてるいときはダイエットのことは考えない」をモットーに、無理なく楽しくスタイルデザインしていくことを推奨している。