店舗紹介関西
管理栄養士が選ぶ!大阪・難波にある身体に嬉しいオーガニック野菜専門店6選
YUKA(フードスタイリスト)
こんにちは!ダイエットサポート専門の管理栄養士YUKAです。
外食のとき普段は手間がかかって作らないものを選んだり、自分の嗜好だけを考えてメニューを選んだりしがちですよね。
グラタンやクリーム系のパスタ、コロッケなどのフライもの、たまには女子だって焼肉や焼鳥、ラーメンも食べたいし、デザートのスイーツもかかせません。でもたまには身体が喜ぶ美味しいもので身体をリセットしてみませんか?
今回は、なんばで見つけたオーガニック野菜にとことんこだわっているお店を紹介します。
なんばといえばオシャレで可愛いカフェもたくさんありますが、ワインやお酒を楽しめる夜のお店も多いですよね。飲むのが好きな人に朗報の、居酒屋では珍しいオーガニック野菜専門店も紹介しておりますので、仕事帰りにふらっと立ち寄ってみてくださいね。
1. インスタ映え確実の野菜もりもりカレー?!薬膳カレーの店 aglio-olio
南海なんば駅から徒歩5分。裏難波にある大阪産の無農薬野菜をふんだんに使ったカレーが食べられる薬膳カレーのお店aglio-olio(あーりおおーりお)。
農家さんとの交流を大切にしている女性オーナーが、もっと大阪の農家さんを応援したい!盛り上げていきたい!という想いと、新鮮な地場野菜のおいしさを広めたい!という想いからオープンされたお店です。
動物性の食材を一切使用せず、野菜だけでつくるカレーは、添加物・化学調味料も不使用。旬の食材をバランスよく取り入れられています。
無農薬で育てた野菜は規格外だと市場にでません。大きすぎたり形が歪だったりするだけで廃棄されるのは勿体無いと思いませんか?形が悪くても味がよければ使い道はたくさんある気がしますよね。形は気にしないから無農薬の野菜を買いたいという消費者ももちろんいます。
そんな農家さんたちの悩みを解決するために、アーリオオーリオのオーナーは規格外の野菜たちをカレーに入れて煮込んでしまえばいいのではないか考えついたようです。
スパイスとともに煮込んでしまえば元の色や形は関係なくなりますし、最近はお米の消費も減ってきているので無農薬の野菜の消費+お米の消費に繋がるのではないかと考え、無農薬のカレー店オープンにいきついたそうです。
こちらのお店はセルフサービスなので席をとったらカウンターで注文します。店内はピンクのチェックのテーブルクロスがかけられており、可愛らしい雰囲気です。
店内の真ん中のテーブルには雑誌の切り抜きが貼ってあったり、裏なんばのお店のチラシがあったり賑やかで、オーガニックのお茶の販売もありました。
料理を注文後はテーブルまで持ってきてくれますので座って待ちます。
メニューはシンプルなカレーから野菜をたっぷり使った野菜ゴロゴロカレーがあります。野菜ゴロゴロは3種類あり、野菜ゴロゴロカレー<野菜ゴロゴロスペシャルカレー<めっちゃ特別ゴロゴロカレーの順で野菜の量が増えていきます。
野菜ゴロゴロでも何種類もの野菜が楽しめるのですが、せっかくなのでめっちゃ特別ゴロゴロカレーを注文しました。使用野菜は季節と入荷状況によって変わるようです。ちなみに野菜ゴロゴロスペシャルカレーとめっちゃゴロゴロカレーのの違いはナッツの有無だそうです。
おからこんにゃくカツも人気ということでトッピングで追加しましたが、別皿で注文しました。
おからこんにゃくカツは言われなければトンカツだと勘違いする食感と味で驚きました。おからこんにゃくカツは独自のレシピで作られているのでこちらでしか食べることができません。
ブラックペッパーのみの味付けでしたが香りがよく本当にお肉のようで揚げたてはとても美味しかったです。
トッピングのつもりで先に別皿で持ってきて下さいと頼んでいたのですが、カレーが来る前に完食してしまいました。
野菜がどっさりと盛られたカレーは野菜好きにはたまらない宝箱のようですね。
サラダ部分はキャベツ、サニーレタス、トマト。素揚げされて盛られている野菜は、赤ピーマン、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、なす、バターナッツかぼちゃ、おくら、さといも、もうい、小松菜、きゅうり。
ドライフルーツはいちじく、くるみ、レーズン、アーモンド、カシューナッツ。20種類程の野菜がもりもり盛られているのでカレーが見えないくらいでした(実際見えていません笑) 。
葉物野菜の素揚げは珍しいですよね。ぱりぱりとした食感で少し苦味があって美味しいです。きゅうりも最初ズッキーニと間違えるくらい歯ごたえがしっかりしており、瑞々しさはもちろんありましたが、かりっと揚がっていました。
最初大根と間違えてしまったモウイは沖縄の伝統野菜です。大阪ではなかなか見られないものですが大阪産のようで色んな野菜が大阪で作られているんだなと知ることができました。
カレーを頬張るとスパイスの香りが口の中にふわっと広がりますが、子どもでも食べられるくらいの辛さで私には丁度良く、ナッツと一緒に口に入れるとまろやかな甘みが感じられてとても美味しかったです。
大阪産の無農薬野菜を中心に取り扱っているそうなのですが彩などを考えてどうしても大阪産では難しい場合のみ近隣から取り寄せているとのことでした。
冬になるとブロッコリーやだいこん、椎茸などの旬のものが登場するようです。だいこんも種類豊富で泉佐野のシルク大根をはじめ、紅芯大根、赤大根など多種多様な大根があるのでその日の仕入れ状況によってもなにが出てくるかわからないところも面白いですね。いつ行っても美味しい無農薬の旬の野菜が食べられるのは嬉しいですね。
店舗情報
店 名 | 薬膳カレーの店 aglio-olio |
住 所 | 大阪市中央区難波千日前7-4
スターハウスマンション 1F |
電話番号 | 06-6649-6626 |
営業時間 | ●日水木
11:30~15:00 (LO 14:30)
●金土
11:30~15:00 (LO 14:30)
18:00~20:30 (LO 20:00) |
定休日 | 月・火・祝、お盆・年末年始 |
平均予算 | 昼:1,500円
夜:1,500円 |
2. ワイン好き必見♡ワインと野菜のお店!ビトレス プリュス 裏なんば
同じく南海なんば駅から徒歩5分。裏難波にある野菜とワインのお店、ビトレス プリュス。平日は夕方からのオープンですが、土日祝は少しオープンが早いのでお昼から美味しい野菜とともにお酒を飲むことができます。
こちらのお店では、産地にこだわった旬の野菜と珍しい変り種の野菜まで様々な野菜料理を楽しむことができます。
一番人気はパルマ産の生ハムということなので最初に生ハムをいただきました。
本場イタリアのスライサーを使用し、注文が入ってからスライスしているため、フレッシュで香りも味わいも豊かなのが特徴的です。
また生ハムにはフルーツや新鮮な野菜を添えることができるので彩の良いワインのおつまみになります。
生ハムの上にグラパラリーフがのっていましたが、みなさんグラパラリーフをご存知でしょうか。日本ではそこまで食卓に並ぶことがないお野菜ですが、実は栄養豊富なスーパーフードなんです。
グラパラリーフはサボテンの一種で、カルシウムやマグネシウムなど20種類以上のミネラルを含んでおり、ケールと同等の栄養価なので食べるサプリメントとも呼ばれています。
肉厚ですが、シャキシャキとした食感とフルーティーな酸味で生のまま食べられる手軽な食材として注目を浴びています。
今月のおすすめメニューには、今が旬の美味しい野菜を食べることができます。野菜の美味しさが最大限に活かされるようなシンプルな調理方法が多いのも特徴的です。
最初に芽キャベツのアンチョビソースとれんこんの岩塩添え、どて焼きたっぷり九条ネギ
を注文しました。

芽キャベツの少し硬めな食感とたんぱくな味を塩辛いアンチョビソースが混じって口の中で丁度良い塩梅になりました。れんこんは岩塩のみの味付けでしたがとても甘みが強く、焼き加減がかりっとしていましたがれんこんの特徴であるしゃきしゃき感もきちんと残っていたので美味しかったです。
どて焼きは味付けは少し濃いめでしたが、たっぷりのネギがその甘辛さを打ち消してくれ、ネギの旨みも味わえながらいただけました。
野菜がメインのお料理ですが、ワインとの相性がよく、メインに負けじ劣らない味で美味しくいただきました。
野菜料理の他にも、希少品種のフランス産マグレ鴨のローストや、フォアグラなどのお肉料理も充実しているので野菜だけでは飽きてしまうという方でも楽しめます。
追加でウニとイクラの半熟オムレツとフォアグラクリームのポテトコロッケも注文しました。
クリームコロッケと言っても溢れてくるようなクリームではなく硬めのフォアグラのペーストが柔らかいマッシュポテトに包まれて揚げられているような感じでしつこくなく、フォアグラの香りを感じながら美味しくいただきました。
ウニとイクラの半熟オムレツは、予想をはるかに超える量のウニとイクラの山なのでテンション上がること間違いないし。とっろとろの卵と絡めて食べると一気に幸せな気持ちになれますね。
料理の他に有名なのは数多く揃えられているワインです。シニアソムリエがヨーロッパに直接、買い付けに行って厳選されたワインを60種類以上用意されており、その他にもチリや南アフリカなどのワインも扱っています。
美味しいワインと美味しい野菜を食べられるなんて幸せいっぱいですね。
ワインの他に女性に嬉しいお酒も用意されています。自家製サングリアは3種類あり、赤ワイン、白ワインもう一つはトマトとバジリコの野菜サングリアです。
今回はせっかくなのでトマトとバジリコの野菜サングリアにしてみました。
カラフェ(ピッチャー)で2杯ちょっとだったのですが、トマトはもちろんりんごやオレンジがたっぷり入っており、見た目も可愛いものでした。
自分ですりこ木でフルーツやトマトを潰しながら飲んでいくのが楽しいですね。またフルーツもトマトも全て食べられるので綺麗にグラスに注いで全部いただきました。
意外にもほとんどトマトの味はせず、さっぱりした飲み口でオレンジやミントの爽やかな香りもあったので飲みやすかったです。
その他にも野菜&フルーツの自家製カクテルがあり、そちらはノンアルコールとスパークリングを選ぶことができます。ノンアルコールがあるのも嬉しいポイントですよね。
「健康的」に美味しく飲んで「美しく」をモットーに3種類のカクテルが用意されています。
赤色カクテルのルージュは、完熟トマト・ラズベリー・レッドベリー、黄色カクテルのマンゴーは、マンゴー・人参・アプリコット、紫色カクテルのビオレはトレビス・ブルーベリー・カシスで作られています。
野菜とフルーツがたっぷり入ったお酒は飲みやすく次の日もすっきりと起きられそうなので飲みすぎてしまいそうです。
店舗情報
店 名 | 野菜とワインのお店 ビトレス プリュス 裏なんば |
住 所 | 大阪市中央区難波千日前14-6 |
電話番号 | 050-3477-9378 |
営業時間 | ●月~金
17:00~翌3:00 (LO 14:30)
●土・祝前
15:00~翌3:00
●日・祝
15:00~翌1:00 |
定休日 | 年中無休 |
平均予算 | 昼:3,000円
夜:3,000円 |
3. 生きた野菜に出会えるお店!べじたべる鍋 旬菜
大阪メトロ千日前線なんばから1駅、桜川駅徒歩3分程の場所にある野菜たっぷりのお鍋が楽しめるお店です。
店内の中心で野菜を水耕栽培しており、注文が通ってから野菜を収穫するので、新鮮な野菜をそのまま食べることができます。
今回はお店の看板メニューであるべじたべる鍋をいただきました。最初にスープとお肉を2種類から選びます。
スープは鶏スープもしくはテールスープ、お肉は鶏肉か豚肉かを選ぶことができ、1人前から注文することができるので、お友達同士で行く場合は鶏肉と豚肉両方を注文することもできます。
今回は鶏スープに鶏肉を選びました。新鮮なたっぷり野菜と鶏肉をじっくり煮込んだスープでいただきます。手間ひまかけて作られたスープは味付けがされておらず、卓上にある調味料で自分で味付けすることができます。自然で優しいスープ本来の旨味を堪能できるのが嬉しいですね!
べじたぶる鍋が来る前に前菜として菊菜の胡麻和えが出されました。
関西では香りや葉、花の形から菊菜と呼ばれていますが、一般的には春菊と呼ばれているものです。
菊菜は好き嫌いがわかれる野菜で香りが特徴的ですよね。その香り成分であるペリルアルデヒドは、整腸作用、痰や咳の鎮静効果など自律神経に働きかけてくれるので、冬が旬の野菜ということもあって咳が多くなる季節に欠かせません。
胡麻の風味と菊菜の香りがマッチした美味しい胡麻和えでした♡
本日のべじたべる鍋の野菜は、小松菜、水菜、グリーンリーフ、フリルレタス、ロメインレタス、スイスチャードでした。ロメインレタスは加熱して食べても美味しくいただけ、レシピもたくさんありますが、フリルレタスは生以外で食べたことがなかったので新鮮でした。
スイスチャードも聞き慣れない人が多いかもしれませんが、幼葉はスーパーで販売されているベビーリーフに含まれているので知らない間に口にしている人も多いはずです。
ボウルにたっぷりと盛られた野菜たちは、店内真ん中で栽培してるものと農場で作ってるもの両方あるようです。
注文受けてから収穫しているので、今まで食べたことがないくらいのしゃきしゃき感、みずみずしさで、さっと湯通しするだけで食べられます!生のままでも食べられそうなほどのみずみずしさです。
レタスはポリフェノールが豊富に含まれていますが、切ったりちぎったりしてしまうと、ポリフェノール酸化酵素により茶色く変色してしまいます。また、収穫したそのままの状態でも、水にさらしたり、茹でたりすることで水溶性の栄養素は流出してしまいます。
断面が多ければ多いほど流出量が増えてしまうので、切らずに1枚の大きい葉のまま提供してくれるのは、茹でた時に栄養が外に流出しにくいので嬉しいポイントです。
くたっとなるまで煮てから食べても美味しいですね。
薬味のネギともみじおろしもたっぷりありますし、ポン酢も味が濃くとても美味しかったです。鶏肉は大山どりを使用されているようで、大山どり特有のジューシーさとぷりっぷり感を堪能できました。
大山どりは、大山山ろくのきれいな空気と新鮮な地下天然水で育てた鶏で、 生後28日以降は抗生物質の入っていない飼料を与えられます。また飼育期間を延ばすことで、通常の鶏よりも脂乗りのバランスのとれた、ジューシーで味のある肉質になります。
大きいボウルにこれでもか!というくらい入っているので葉物野菜が好きな方には堪らないお店なはず。緑が多いためか店内は綺麗でさわやかで雰囲気ですし、私と同じ女性の1人客が多かったので、一人鍋に挑戦してみてもいいかもしれません。
店舗情報
店 名 | べじたぶる鍋 旬菜 |
住 所 | 大阪市浪速区幸町2-3-14 1F |
電話番号 | 050-5285-4933 |
営業時間 | 17:30~23:00 (LO 22:30) |
定休日 | 日・祝 |
平均予算 | 夜:3,000円 |
4. オーガニック野菜食べ放題がお得!ブラッスリーリナーシェ
JR難波駅より徒歩5分程のところにあるブルーの店内が特徴的なカジュアルフレンチレストランのお店ブラッスリー リナーシェ。リナーシェはイタリア語で再生、蘇生を意味し、身も心も健康で美しく輝けるような料理を提供してくれます。

こちらのお店は美容のプロ『ドクターリセラ』監修のお店で、美と健康をコンセプトとしています。日本有機農業研究会が提供している生産地から毎日新鮮な国産有機野菜を仕入れ、お肉もこだわりの牧草牛を使用しています。
今回は完全栄養サラダ、グラスフェッドビーフの赤ワイン煮込み、インカのめざめのフライドポテト香草バター和えの3つを注文しました。
最初に前菜としてフレンチ餃子が提供されました。一見揚げ餃子のようすが、盛り付け方がおしゃれで、上からトマトソースがかかっておりアクセントにジェノベーゼソースも添えられていました。
具材は一般的な餃子とかわらないように思いましたが、洋風のソースにするだけでこんなにもアレンジがきくんだなと勉強になりました。
まさに洋風の餃子で、ぱりっぱりの皮とにんにくが効いた具材、洋風のソースのマリアージュで美味しくいただきました。
完全栄養サラダは、サーモン、しらす、プチトマト、サニーレタス、アルファルファ、アボカドがたっぷりと入っておりボリューム満点。
こんなにたっぷりのプチトマトを盛られることはなかなかないと思うのですが、甘くて美味しいトマトでいくらでも食べることができます。
ドレッシングの代わりにえごまオイルと香酢を一緒に持ってきてくれるので、しつこくなくさっぱりと最後まで食べることができました。
メインのグラスフェッドビーフはニュージーランドでのびのびと育てられたお肉です。
日本では、牛舎の中で穀物を食べて飼育された柔らかい肉質と脂肪が多いグレインフェッドという牛肉が多いのですが、最近ではグラスフェッドビーフが健康志向な方々から注目されています。
グラスフェッドビーフは簡単にいうと放牧牛のことで、自然のなかで牧草だけで育ち自由に放牧されているので運動量もあり、脂肪が少なく赤身が多い肉質になります。
低カロリーで良質のタンパク質、ミネラルやビタミンも含んでるので普通の牛肉よりもヘルシーで肉の旨みが凝縮されています。
ちなみにこのグラスフェッドビーフを大阪で食べられるのは数店舗しかないので大変希少です。
気軽に毎日通いたくなるようなメニューがたくさんあるのですが、特におすすめしたいのが糖質制限コースです。
糖質制限コースは総糖質量を30g以下に抑えつつ、味、ボリューム、内容すべてに満足できるというコンセプトの素晴らしいコース。
前菜から始まり、低糖質野菜のオーブン焼きや牧草牛、ソイパスタやこんにゃく麺を使用したカルボナーラなどボリュームは申し分ありません。デザートにはパティシエ特製の糖質制限デザートまでいただけます。

1階はキッチンが見えるカウンター席があり、2階はパーティーができるような広い部屋にテーブルが並んでいます。ホワイトとブルーで統一された店内はとても可愛らしくデートや女子会にもぴったりです。
ランチタイムでは10種類のオーガニック野菜をバイキング形式で好きなだけ食べることができるので野菜が足りていないときに嬉しいですね。
店舗情報
店 名 | ブラッスリーリナーシェ |
住 所 | 大阪市浪速区幸町1-1-3 |
電話番号 | 06-6710-9778 |
営業時間 | ランチ11:30~15:00 (LO 14:00) ディナー18:00~22:00 (LO 21:00) |
定休日 | 年末年始 |
平均予算 | 昼:2,000円
夜:6,000円
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5. 野菜だけじゃなく調味料やお酒も全て有機でこだわったお店!有機酒場八千代
南海なんば駅から徒歩10分(大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線大国町駅からも徒歩10分程度)の場所にある徹底的にオーガニックにこだわっているお店、有機酒場八千代。
店長の松本さんや元力士でちゃんこ鍋を得意とするスタッフの山本さんは本当に安心安全なものを追求し、一切妥協しないという姿勢でお店を切り盛りされています。
添加物、保存料、着色料、農薬等を一切気にせずになんでも食べられるのでファスティング前後でも安心ですし、普段から食材に気をつけてる方にはぜひ一度足を運んでほしいお店です。
食材は野菜だけではなく、お店で使用しているお酒や調味料全てが有機栽培、オーガニックのものを使っています。
カウンター席のみのこじんまりとしたお店ですが、どこか温かくアットホームな雰囲気で落ち着いて食事ができる場所です。カウンターの頭上にずらりと貼り出されているメニューはどれも興味をそそるものばかりでした。
有機揚げだし豆腐、こだわり卵のだし巻き卵、すもうおむすび、秋の有機素材と力士みそ、自然豚のしょうが焼き、天然ぶりの揚げ煮びたし。
今回は但馬鷄と旬の有機野菜のスチーム鍋とすもうドーフをいただきました。力士みそや横綱ちゃんこ、ホワイトボードに書かれたおすすめなど、気になるものがたくさんありましたが、次回来店時のお楽しみにとっておきます。
スチーム鍋にはキャベツ、たまねぎ、にんじん、大根、但馬鳥、しいたけがたっぷりと入っていました。そのたっぷりの有機野菜を6種類のたれやソースで楽しめます。色んな味が楽しめるので、飽きが来ずに体にやさしい温野菜を楽しめるのが嬉しいです。
ちなみに6種類はポン酢、味噌、胡麻だれ、天日塩、ケチャップ、マヨネーズで、もちろん全て有機のものです。
野菜の旨味を感じ、素材を楽しんでもらうためにスチーム鍋というメニューを売り出しているそうです。
すもうドーフはオリジナルの配合で作った味噌がかけられていました。豆腐は濃厚で食べ応えがあり、甘辛い味噌との相性がよくお酒にもよく合います。
日本酒の種類が豊富でお任せで頼むと別々の風味を楽しめるものを選んでくれるので、お酒に詳しくなくても楽しめます。味の好みも聞いてくれるので自分の好きなものを頼んでもOK。
恥ずかしながら、こちらのお店に来店するまでは、日本酒や焼酎を無農薬で製造されているお酒がこんなにも多いことを知りませんでした。オーガニックワインはよく耳にしますがオーガニック日本酒やオーガニック焼酎ってなかなか出会わないですよね。
種類もたくさんありますし、行く時期によって種類も変わっているようなのでいつ行っても新しい発見ができそうです。
松本さんも山本さんもとてもフレンドリーなので1人で行っても楽しく食事をすることができます。営業時間は23:00までとなっていますが、お客さんがいるときは閉めないという優しいお店です。
宴会もできますので忘年会や新年会、歓迎会など絶品のちゃんこ鍋を仲間たちで囲ってはいかがでしょうか。
土曜日や日曜日はイベントをしており、「未来のあなたに必要なお金のお話!」、「オーガニック歯科医の葉の治療と歯のほんとのはなし」、「顧問薬剤師のクスリに頼らない【自由な選択】を手に入れるセミナー」などなど一般の方でも参加できるので、興味があるセミナーへ参加して勉強するのもよいですね。セミナー参加者はお得にちゃんこ鍋が楽しめる特典付きです。
また、店内では無農薬の玄米やたまごを購入することができますよ。
店舗情報
店 名 | 有機酒場八千代 |
住 所 | 大阪市浪速区元町3-1-20 |
電話番号 | 090-3874-7430 |
営業時間 | 18:30~23:30 (LO 23:00) |
定休日 | 木曜日 |
平均予算 | 夜:3,500円 |
6. 気に入った野菜を買って帰ることができる野菜直売所併設♡ Green Cafe
JR難波駅直結、OCATの1階にある野菜直売所に併設されているGreen Cafe(グリーンカフェ)。地元密着型の地産応援カフェで、新鮮な素材を活かした料理が提供されています。
こちらのお店を経営する大本の会社の合言葉は「ほんものを、誰にでも」。
HPからの抜粋ですが、
- 各地域の意欲的な生産者さんと連携しながら食材流通の仕組みを変える
- それぞれの食材を一番おいしい食べ方で提案する
- 価格以上の価値を感じていただける飲食店を創出する
という生産者にも消費者にも嬉しいコンセプトで経営されています。
セルフオーダー制なので入店したらまずレジに並び注文をします。注文をすると卓上カードを渡されるので好きな席を選んで待ちます。
今回は糀(こうじ)と国産鶏の日替わり定食を注文しました。この日のメニューは「但馬鶏の塩糀漬け じゃがいもと玉ねぎのトマトソース」、「北海男爵とタラコのタラモサラダ」、「つるむらさきの胡麻和え」、「サラダ」でした。
玄米ごはんは100%玄米ではなく白米と混ぜられているので玄米が苦手な方にも食べやすいようになっています。玄米は籾殻を取り除いただけのお米のことで、白米よりも栄養価が優れています。
特にビタミンB群やビタミンE、カルシウム、マグネシウムの含量が多いのですが、よく噛んで食べないと消化不良により胃もたれになる可能性があるのでよく噛んで食べましょう。
白米にはないぷちぷちとした食感、噛み応えがあるので、満腹中枢を刺激し少ない量でも満足感を得られることができます。
副菜の「つるむらさきの胡麻和え」は口にいれるとねばねばしていたので最初はモロヘイヤかと思いましたが、茎がしっかりしているので違うなと思いメニューを確認したらつるむらさきでした。
じゃがいもはほろっとすぐに崩れるくらいまで煮込んであり、かぼちゃも茄子も素揚げにされていて甘みが強く、美味しかったです。
タラモサラダはマヨネーズ感がほとんどなくあっさりしていて食べやすかったです。マヨネーズたっぷりのこってりとしたものが苦手な方でも美味しく召し上がっていただけると思います。
全体的に素材のうま味が生きていて体に嬉しい味付けでした。サラダや副菜、主菜もお肉がたっぷりと入っていたのでボリュームも申し分なく満腹感がありとても満足できる内容でした。
食事を終えた後は隣接されている直売所へ寄りましたが、旬の野菜や少し珍しい野菜もたくさん置いてあったので楽しみながらお買い物を楽しむことができました。

解放感があって明るい店内はナチュラルな雰囲気で落ち着けるので、友人とのカフェタイムにぴったりの場所です。野菜やオーガニック商品をたくさん販売しているのでお食事だけでなくお買い物も楽しめますね。
店舗情報
店 名 | 野菜直売 Green Cafe(グリーンカフェ) |
住 所 | 大阪市浪速区湊町1-4-1
OCATモール 1F |
電話番号 | 06-6644-3051 |
営業時間 | 8:00~21:00 (LO 20:30) |
定休日 | 年末年始 |
平均予算 | 昼:1,000円
夜:1,000円 |
writer profile

YUKA(フードスタイリスト)
アイルランド留学、ベンチャー経営を経て、フードスタイリストとして独立。
管理栄養士、ジュニア野菜ソムリエ、ファスティングコンサルタント、フードスペシャリストなどの資格を持つ。
独立後は東京大手町で料理教室を開催、その後関西に移住し、健康食のお店を開拓しながら、クライアントのファスティングサポートや飲食店へのメニュー指導、企業向けの健康管理指導、食育講座などを行う。
自身がスイーツや炭水化物も大好きで「食べてるいときはダイエットのことは考えない」をモットーに、無理なく楽しくスタイルデザインしていくことを推奨している。